日本TI、新DaVinciビデオプロセッサを発表、H.264で60fpsのデコードを実現 くりっく365
日本TI、新DaVinciビデオプロセッサを発表、H.264で60fpsのデコードを実現
2010/02/09 16:30
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、2010年2月8日、ビデオコミュニケーション、監視カメラなどのセキュリティシステムにて、高品質、高解像度、高フレームレートを実現する新DaVinciビデオプロセッサ「TMS320DM6467T」を発表した。「DM6467T」の処理能力は「DM6467」と比較して37パーセント向上し、また高機能でスケーラブルなビデオコプロッセッサ、高速ペリフェラルなどのアーキテクチャにより、ネットワーク監視カメラ、HDビデオ会議、マルチフォーマットデジタルメディア録再機器、リアルタイムデジタルビデオレコーダ(DVR)、デジタルサイネージ用のアプリケーションに適する。「DM6467T」は、1GHz「C64x+」DSPと500MHzARM926EJ-Sを統合。H.2641080pで最大60fpsのデコード処理をサポートする。サードパーティー製ソリューションの活用により、H.264D1で同時8チャネルのリアルタイムビデオエンコード処理を実現する。コアスピードの向上とプログラマブルなDSPにより、高度なビデオプロセッシングを実現。400MHzの高速DDR2インターフェイスにより帯域幅を拡張、高効率のビデオスループットを達成する。2つの統合された500MHz高画質ビデオ/画像コプロセッサ(HD-VICP)により、ビデオプロセッシングの高速化を実現、アプリケーションの効率が向上できる。1080p入力と出力をサポートする150MHzの高速ビデオポートインターフェイスを備え、高速データ送受信用PCIバスは66MHzに向上している。ビデオ解析用各種ソフトウェアライブラリも提供される。また、ハードウェア、ソフトウェアともに「TMS320DM6467」(2007年12月発表)との互換性を確保、「DM6467T」へ容易に移行が可能となっている。「TM320DM6467T」のサンプルは現在供給中で、1,000ユニット受注時の単価(参考価格)は106.95ドル。評価モジュール(EVM)の「TMDXEVM6467T」には、評価用ビデオソフトウェア(H.2641080p60fpsデコーダ)やデモソフト一式が含まれる。開発者はこのEVMによりビデオクオリティやパフォーマンスを評価し、ただちにアプリケーション開発に着手することが可能。ボードサポートライブラリには、LinuxPSP(プラットフォームサポートライブラリ)、DSP/BIOSLink、オーディオ・ビデオのコーデックエンジン用フレームワークが含まれる。「DM6467TEVM」は1,995ドル(参考価格)にて供給しており、「DM6467EVM」との互換性が確保されている。今後、「DM6467EVM」とディスプレイ出力における下位互換性を確保したドーターカード「TMDXSDV6467T」が別売される予定。
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